テキスト 報告書 メンバー・協力者一覧 問い合わせ
 TOP>「地域社会により順応するための「気付かれない方言」教材の作成とその方法論の構築
 

ロールプレイ 録音方法(データについて)

714名(1949歳で,女性10名,男性4名)の熊本方言話者のロールプレイデータを収集した。

これらの話者には,カードを使って12の場面のロールプレイを行ってもらった。

ロールプレイの場面は,同僚や,先輩・後輩等の職場の親しい人と「依頼(R3,R5)」「確認(R7,R10)」「伝言(R8)」「誘い(R12)」を行う場面,知らない人に「質問(R1,R2,R6)」「確認(R9)」を行う場面,友人と「依頼(R4)」「相談(R11)」を行う場面を設定した(括弧内はロールカード番号)。

また,比較のため,東京方言話者5組(2060歳)に同じロールプレイを行ってもらった。


収集したロールプレイ談話の共通語形式の部分を東京方言話者の談話と比較し,熊本方言話者に見られる特有の表現を抽出,さらに談話の特徴について考察した。

 

copyright©2015 熊本県立大学日本語教育研究室